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耐震改修・構造補強

総数6件 1

ベランダ補強の相談
 神戸の山間部の住宅地で前面道路が坂を上りきったお宅で、バスや大型自動車が頻繁に通り、その振動がきになるので補強して欲しいと依頼がありました。
 

 
既存のはね出しは650mm            ベランダ底天井開口調査          ベランダからの水が浸入、天井板が腐朽         

ベランダ補強     
タイルが廃番の為、既存タイルを可能な限り生け捕りしできる限り再利用し、不足部分は同等品を探し補充しました。基礎部分は深めに掘削し、SUS柱下部プレート下に、鋼製束を取付しコンクリートで巻きました。
 
ポーチタイルメクリ                ポーチ下地斫り                 ステンレス柱底の納まり

 
掘削底転圧                    鋼製束で嵩上げ                既存構造体をジャッキアップ 

 
ジェット(早強)セメント打設          タイル下地

タイル補修工事
 
生け捕りしたテラコッタタイル再利用施工

ベランダ天井補修
 
木下地                      コンパネ下張り                  ケイカル版張り

 
継ぎ目のパテ補修                 スタッコパターン部分吹付            ローラーにて全面塗装              
ベランダ防水
 
塗装面の清掃                   室外機等障害物対策               溝部分プライマー 

 
塗装範囲見切り                 塗装部分下地材                  下地材の塗布

 
ウレタン防水材と硬化剤              溝部、立ち上がりから塗布            ウレタン防水1回目

 
ウレタン防水2回目                パラペットの隙間から浸水の可能性       ウレタンコーキング

神戸市北区小倉台(`19年 令和元年10月) 実質工期:8日

基礎コンクリート配筋
 基礎断面が脆弱で倒壊する可能性がある場合など、基礎幅を確保することで強化。

 
既存床解体                    既存基礎差筋穴明け+接着系アンカー     差し筋

 
配筋状況                     配筋ピッチ検収                 底版厚検収

コンクリート試験 
塩化物のイオン濃度が高いと鉄筋が錆びやすい。空気量が多いと、圧縮強度が下がる。

 
打設前に試験                   塩化物イオン濃度測定             空気量測定 

 
スランプコーンに生コン充填            コーンを引き上げ 

 
スランプは施工軟度の目安            28日強度測定のサンプル採取 

コンクリート打設
 
底盤コンクリート打設                コンクリート養生              立ち上がり型枠設置

 
立ち上がりコンクリート打設            脱型                     床下地組(土台・大引き)
     
堺市内(`18年 平成30年12月)

補強計画
 昭和62年、小売店舗として新築、2階は倉庫と作業室

 
昭和62年新築                  平成13年柱補強                平成29年リノベーション

新築時の筋違
 
西面                        北面                        東面


耐震補強≠ニは、地震が来ても壊れない様に補強する事ではなく、地震が来てもすぐに崩壊しないで避難することが程度に強度の確保を目指す。 

耐震検討 
 
耐震ソフトで補強計画を数値計算        新築時で1階X軸が0.07             1階X軸、Y軸共1.0以上に 

補強工事           
基礎ボルトの追加 
 

先に土台に木錐でφ15の穴を明け、次に基礎コンクリートにφ14の穴あけ
ケミカルセッター注入後、φ12mmボルトを挿入
ボルトをインパクトで締め付け、中のボンドを撹拌
1時間で硬化するが、翌日座金、ダブルナット締め。

 


 

 工務店さんより、間柱を抜くための鉄骨の張り補強の依頼…

 
天井材仕上げを捲り                サポートで梁の荷重を仮受け      様子を見ながら鉄骨柱を切断
 
 
事前溶接してた受金物に補強張りをスライドして…  元の柱があった部分を溶接       プレートを溶接し更に補強

住之江区内(`16年 平成28年11月完工) 内作作業:半日、現場施工:半日

 床下に防湿シート(0,15ミリ×2枚重ね)を敷き、既存の木製束の間に、コンクリート束石+鋼製束を建てていきました。床下全体に吸湿材を撒くとかび臭い匂いも抑制されました。

 
続き間の間にも基礎は無し          事前に防湿シートをカット(0.15mm×2重)  念のために過去の白蟻被害部を防除

 
コンクリート束石+鋼製束補強        床下での材料移動はそり          防湿材を散布

藤井寺市内 (`19年 令和元年9月)実質工期:2日 

 木造住宅の2階北向きのキッチン&ユーティリティーのリフォームをご用命いただき、解体工事をして以前に火災を起こしていたことが発覚…以前の補強が不十分だったことから、工事を中断し補強案の検討と予算の捻出を図りました。

木造構造補強
解体してみて…

 
天井材を捲ってびっくり…            火が全面に周ったようです        辛うじて母屋は補強、屋根も葺き替えた模様

西側の増築部分
 更に驚いた事には、2階の建物間口は本間2間半の内西に半間、東に半間増築していることも判明しました。 
 
梁を半間継ぎ足しています           別の梁で更に受けます            更に柱を…

東側の増築部分
 
東側も増築                    梁で受けます                 東側も柱で…

キッチンのあった北面は柱も補強
 
強度が安定している集成材を使用       可能な限り既存構造材の荷重を負担   可能な限り金物補強

北側の梁補強
 
継ぎ接ぎになっている張りを一本もののC型チャンネルで補強(ビス留め)           コーナー部分は鋼製の火打梁

南側の梁にも問題が…

梁が6cmしかありません            形状に副わせて補強梁を二段に…         鋼製補強梁の上下をボルトで緊結

小屋裏も補強
 
太い梁は断面が確保               梁の上に小屋束補強             母屋は登り梁で受け

 予算の関係で西面と東面桁行方向の補強は行えませんでしたが、考えられる補強は全て行いました。

キッチン&ユーティリティーリフォーム
壁下地
柱、間柱に直接構造用合板を張るのが理想でしたが、壁の垂直が保たれていなかった為、パッキンで調整し壁下地を作成
 
胴縁下地                     断熱材を…                   コンパネ張り

天井下地
既存の天井下地と直行するように貫張り下地
 
天井にも断熱材                  念のために天井点検口を          開口部の垂れも矯正

床張り
 
床を水洗い清掃                 乾いた後スクレッパー等で異物除去     既存フロア材と直行する様に張り強度UP


完了しました。

中古住宅を買われる方はご注意された方が良いです。
大阪市都島区 (´14年 平成26年5月完工)

総数6件 1

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のじり de マルシェ
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