毎年、庭園管理をさせていただいているお吹田市内のお宅の庭木の剪定をさせていただきましたが、庭の春日燈籠と雪見灯篭が転倒していました。庭園の燈籠は庭木や景石周りにあり、人が真横にいることが稀ですが、社寺の石燈籠や石の鳥居は特に大きいものがあり、また近くに人が寄る事もあり危険です。
セピアの写真は私が熊本地震の際、訪れた熊本市西区の本妙寺の画像です。幸い何百という燈籠が参道階段の中央に寄せられているため、被害が限定された様です。しかしこの様な画像を見ると燈籠周りに人が近づくのに気が引けます。燈籠を据える様な庭が減っているのに加え、石造の添景物が敬遠されるのでは…と寂しいかぎりです。