大切な家が害虫被害にあったという方は少なくありません。特にシロアリは建物を破壊してしまう恐ろしい害虫です。
ここでは害虫被害とそれを予防するための外壁塗装について考えたいと思います。







雨漏りが害虫被害をもたらす
 外壁や屋根は、年月が経つにつれ劣化していきます。外壁の劣化が確認できるポイントとしては、外壁にヒビが入ったり、色あせていたり、触った際に粉になって崩れたりするなどが挙げられます。劣化してくると、そのヒビ割れをしたところから雨漏りをする可能性が高まります。 雨漏りをしてしまうと家の木材が濡れてしまい、腐食してしまいます。
 湿気により腐食した木材は、シロアリにとってはごちそうです。
一度巣を作られてしまうと、家を支えている大切な柱なども食い荒らされ、ボロボロにされてしまいます。シロアリによる家のダメージは、かなり大きいです。ひどい場合は、建物を倒壊させることもあります。

家の天敵であるシロアリ
 

 世界には約2500種類のシロアリが生息していると言われています。中でも日本に広く分布し木造住宅に被害をもたらしているのが、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」という種類です。光や乾燥を嫌うシロアリにとって換気が悪く湿気の多い床下や雨漏りしている箇所は、エサにも困らず大好きな場所となります。シロアリは生息に水が必要になるので湿気が多い場所にしかいないと思われがちですが、イエシロアリは水分のない場所にも水を運び、乾いた木材でも湿らせて食べると言われており、注意が必要です。


シロアリ以外も注意
 外壁や屋根が劣化することで家に侵入してきてしまう害虫は、シロアリだけではありません。クロアリも、エサを求め入ってきてしまう可能性があります。その他にも外壁に隙間があいてしまうことにより、様々な虫が入ってきてしまう可能性が出てきます。

外壁塗装で害虫を予防
 シロアリを発見したらすぐに専門業者へ駆除の依頼が必要となりますが、シロアリの侵入原因が外壁の劣化によるものと考えられる場合、外壁塗装を検討する必要があります。大切な家を守るためには、予防対策が必要です。